2021年行政書士試験、大変お疲れさまでした。
1月から勉強を始めましたが、本当に本当に長い戦いでした。
結果に関する考察、特に記述の採点については今後記事にするつもりですが、まずは点数結果をご報告いたします。
2021年行政書士試験 試験結果
結果は合計で204点でした!
以下科目別の結果です。
なお記述式以外は正答数、記述式と合計は点数となっております。
<択一式、多肢選択式>
基礎法学 2/2
憲法 4/5
行政法 16/19
民法 6/9
商法 1/1
会社法 2/4
一般知識 9/14
多肢選択 6/12
※記述抜 172/240
<記述式>
記述式 32/60
合計 204/300
こうしてみると、大きな苦手科目なく終えられたのが勝因の一つと言えるかもしれません。
私は憲法と民法がやや得意、行政法がやや苦手だったのですが、本試験では民法が難化、行政法が易化したため、見た目上の点数はちょうどいい感じに平均的になりました笑
政治経済社会分野が意味不明だったため足きりを心配していた一般知識については、後半の個人情報保護法や情報通信、文章理解で挽回し、終わってみれば9問の正解となりました。
多肢選択は全体としては例年並みの難易度でしたが爆死・・・・ここは対策も難しいですし、模試でもあまりとれていなかったので実力通りだったと思います。配点が少なくて命拾いしました。
そして記述式。
設問は易しかったのですが、巷の噂通り採点が厳しめでしたね・・・。
私も予備校の採点サービスを3社受けていたのですが、最も低かったLECの32点がビンゴとなりました。
記述式の採点については受験生が最も関心のある情報の一つだと思いますので、後日別に考察記事を上げたいと思っています。
ちなみに、当初私が計画していた目標点数は以下の通りです。
<択一式、多肢選択式>
基礎法学 1/2
憲法 3/5
行政法 16/19
民法 7/9
商法 1/1
会社法 2/4
一般知識 8/14
多肢選択 9/12
※記述抜 170/240
<記述式>
記述式 30/60
合計 200/300
なんと、かなり計画に近い結果となりました笑
あまりに計画と結果が一致しすぎているので本当にびっくりです。
択一と記述でそれぞれ10点ずつ上積みして200点合格を目指すのが一番現実的、かつ目標として適している点数だと信じてやってきたので、間違っていなかったなと思います。
あまりに高い目標を立てても逆効果ですし、かといって180点ギリギリを目標をするのはよくありません。
科目別の点数を見ても、努力すれば必ず到達できる得点水準だと身をもって感じましたので、受験生の皆様は参考にしてみてください。
捨て科目を作る、というのは私は絶対にお勧めしません。
商法会社法はそれなりに時間を掛ければ3問は取れると思いますし、むしろコスパのいい科目だと思います。
捨てた場合、運が悪ければ0点がありえます。
計算してみると分かりますが、ここが0点だと180点がかなり厳しいものになります。
唯一捨ててもいいのは一般知識の政治経済社会の分野です。
私はむしろこの分野は捨てたほうがいいと思います。
範囲が膨大すぎて対策できないですし、同じ問題は出ません。明らかにコスパが悪いです。
普段から新聞やニュースを見る方はいいと思いますが、この試験の対策のために新たに時間を取る必要はないと思います。
その分他の科目を勉強しましょう。
私自身も新聞やニュースはあまり見ませんし、過去問含めてこの分野は一切勉強しませんでしたが、一般知識全体で9問正解できました。
対策が可能な個人情報保護法と情報通信、文章理解をきちんと得点できれば、8問は固いかと思います。
不安になってこの分野に時間を割きすぎるのは罠だと言っていいでしょう。
また、記述抜きで180点を目指す、というのもお勧めしません。
もちろんそれができるのに越したことは無いですが、実際に記述抜きで180点を取るのはかなり難しいと感じます。
記述を避けたくなる気持ちは分かりますが、こちらもきちんと対策すれば20点は固いです。
勉強時間の配分的には、択一で170点、記述で30点を目標に、どちらにも力を入れてください。